チャレンジ富士五湖(100km)レポ①
今回のチャレ富士のタイムスケジュールはこんな感じ。
4/21(土)午前中現地入り、コースを車で下見
4/22(日)レース当日
4/23(月)後泊して観光、帰宅
ラン仲間繋がりの方が、車を出してサポートしてくださり、かつ宿泊も手配してくれて、私はレースの事だけを考えていればいいという恵まれた環境での参加でした。
万全の体制で準備してくださったので、心配なのはお天気(気温)だけ。何日も前から気象庁のHPで確認するも、日曜日の高温予想は変わらず。信頼度Aマークが早々についていたことからも気象庁の自信が伺え、不安で震えていました。ラン仲間たちが明るく歓談している間も一人で暗くなっていました。最高気温27℃って走れるの・・・。
今回、ラン仲間で私と同じく初ウルトラに挑戦するGさんという男性がいたので、とりあえず彼と一緒に走る事にしました。奇しくもGさんと私はフルのベストが1分しか変わらない、ほとんど同じくらいの走力。そして暑さに弱いところも似ています。
もちろん、お互いに「自分がダメになったら先に行ってね」という事は了承済み。
私は暑いのはかなり苦手なので前日は意気消沈しており、半ば完走は諦めていました。だけどGさんは自分は完走できると信じている様子。彼が完走できるなら私も完走できるはず、彼の強い思いに乗っかって私も頑張ってみよう、と覚悟を決めました。
前日、富士北麓公園より富士山を望む。
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レース当日は朝4時に会場入り。ドロップバックと荷物を預けます。ドロップバックには何を入れたらいいのかわからず、とりあえず必要そうなものはあるたけ詰めておきました。(のちにほとんどムダだったと知る・・・w)緊張のあまりトイレに連続3回行きました。
そして5時に競技場をスタート。
競技場を1周して外に出ていきなりの登り、そして急激な下り。周りに合わせてどんどん進みます。意外にアップダウンのある道だったのでこれは結構足を使うな・・・と思いました。歩道を走ったり、信号があったりというのもウルトラならでは。道も凸凹しているところがあり、転んでいる人もいました。
7時くらいまでは涼しくて良かったのですが、それ以降どんどん気温が上がります。各エイドにかぶり水が用意されていたので、ひたすらかけて外から体を冷やします。もうなりふり構っていられません。帽子をとって頭からザバーってw いいんです、もう身なりはどうでも。体だけゴールに運べばいいんです。
関門時間が前半は厳しいので、前半はキロ6くらいで走りました。でもエイドごとにタオルを濡らし水をかぶり、マイボトルに水を詰めて・・・なんてことをやっていると時間があっという間に過ぎてしまう。。。
長い長い道のりのなかで、Gさんと私はお互いに調子がいい時には引っ張り、調子が悪い時は引っ張られ、と励ましあいながら進むことができたので、これは本当にラッキーな事でした。
エイドは充実していて、飲み物や食べ物に困ることはありませんでした。ただ遅かったからか、名物(黒玉)とかお汁粉は品切れになっていたりして、今まで味わったことのない(サミシイ)経験をしました。
50kmまでのラップと通過時刻。
10km 1:01:16 6:01:30
20km 1:04:09 7:05:39
30km 1:04:05 8:09:44
40km 1:09:25 9:19:09
50km 1:12:24 10:31:33
40km通過は9時過ぎでしたが、そこからは本格的な暑さとの戦いでしたね。水をかけてもかけてもすぐに乾いてしまう。あんまり水分を取りすぎてもダメなのは知っていますが、でもやはり冷たい飲み物を飲んでしまってお腹はタポタポ。
とにかく80kmまで10時間でいけたら、残り20kmは4時間かけても大丈夫。ほぼ歩きでもゴールまでいける。そう考えて、80kmまでは頑張ろう!そんな気持ちでした。
(②に続く)