夢は枯野を駆け巡る

中年女性が鬱々とした気持ちで過ごす日常をメインに、走ることや橋のことなど雑多なことを書いています。フルマラソン自己ベストはさいたま国際での3時間16分。現在は絶賛記録停滞中。

【振り返り①】さいたま国際マラソン2019

さいたま国際マラソンの振り返りを。

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当日は7時35分ごろ、さいたま新都心駅に到着。地元走友会のメンバーと合流しスーパーアリーナへ。私1人だけチャレンジャー枠なのですぐお別れして、別の入口から手荷物検査なしで入場し、専用控室へ向かう。この辺の流れは去年と同じ。

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控室では、隣になった方が先日同じマスターズロードレースに出ていたことが判明し、いろいろお話ししながら身支度。そのあと、今回初めてアップエリアに出て、そらさんとご挨拶して50mくらい一緒に走る。招待選手らしき人達も狭いアップエリアをぐるぐるしていた。

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8時45分くらいから整列開始。今回はここ最近で一番気温が低かったようだが、風がないのであまり寒さは感じなかった。スタート3分くらい前まで100均のカッパを着て待機。(直前に回収ボックスへ。その後更衣室にて返却)隣の番号の人が新三郷の女の子(ご近所さん)だったので、お話ししていたら緊張もほぐれた。

国歌斉唱のあと、9時10分定刻スタート。目標タイムは3時間15分切り(@4:36/km)。

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わずか5秒でスタートラインを越える。沿道には人がいっぱいで、声援がすごい。楽しい!気持ちが盛り上がりすぎてオーバーペースに。最初の1kmが4:23(スタートロス含む)。いくらなんでも速すぎる。隣の新三郷の子が時計を忘れたと言っていたのでw、見つけて「1km4分23秒だよ!」と教えると「速い!国際って恐ろしいですね!」って二人で笑い合った。

そこから少し落としたけれど、興奮状態は続いていて、楽しくてしょうがない。今回、走友会のTシャツを着ていたので「草加!がんばれ」ってピンポイントで応援してくれる人もいて嬉しい。お天気がいいからか、去年よりも沿道の応援が格段に多い。

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自分でもオーバーペース気味だということは自覚していたけれど、それよりも楽しい気持ちが勝ってそのまま進むことにする。GARMINのラップは4:33/kmくらいを刻み続ける。沿道の応援にも「ありがとー!」って元気に答えてご満悦。

途中で同じくらいのペースの女の子と並走。「目標タイムは?」「3時間15分です」「私もです」そんな会話を繰り広げながら、順調に進む。

15kmくらいでダンナが応援してくれていて、そこで今までしていた手袋を投げて回収してもらう。だんだん暑くなってきて、手袋は必要ない。日差しが強くて日影を選んで走るくらいだ。

給水はたくさんあって、給水所の長さも充分。だけど暑いからと言って飲みすぎると後半気持ち悪くなってしまうので、カップをとっても1口だけしか飲まないことにする。

これが吉と出るのか凶とでるか。

途中のスライド区間で前を行くみやみさんとエール交換。順調そうだ。

そして20km通過。このころから認めたくはないけど、うっすらと思い始めたこと・・・。それは、・・・あれ、なんか、

脚、売り切れてね?

ハーフ通過が1時間37分くらい。単純に考えるとこのペースでそのままいければ15分切りは可能だけれど、どう考えても無理。てか、これやばいパターンの奴じゃあ・・・(^^;)
脚とお尻が重くなってきている。ハーフで脚が終わっているなんてこの先絶望しかないじゃんよ~。

でもここまで来たらしょうがない。とりあえず24km地点(神明町)で走友会の応援団がいるのでそこまでは頑張ろう!私にも見栄があるので(笑)、そこは笑顔で駆け抜けねば!

いつもは風が気になるのに、今日はあんまり風がない。

言い訳できないコンディションだ。でも、私にはちょっと暑いんだよなぁ・・・なんて思いながら進むと対向車線に応援団の姿を発見。走るには暑いけれど、とまって応援している方は寒いと思う。しかもチャレンジャーの部は30分早いスタート時刻で、私のためだけに早めに待機していてくれたに違いなく、有難すぎる・・・。

走友会の応援団までたどり着くと、みんな笑顔で応援してくれた。
感謝感謝で24kmを通過。

そして地獄の後半戦へ。次回「あと17kmどうするの!?」編に続くw

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まだ元気だった15km地点(笑)