夢は枯野を駆け巡る

中年女性が鬱々とした気持ちで過ごす日常をメインに、走ることや橋のことなど雑多なことを書いています。フルマラソン自己ベストはさいたま国際での3時間16分。現在は絶賛記録停滞中。

荒川クルーズ・「放水路」ってなんだろう?

 

10月9日(月曜日・祝)

川のなぜなぜ舟めぐり・「放水路」って何だろう?

EDO ART EXPO ×(株)建設技術研究所 共催ワークショップ

 

という舟で荒川を巡る大人の遠足に、抽選に当たったので、ダンナと参加してきました。

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旧中川の番所橋から舟で荒川ロックゲートを通り抜けて荒川に出て、荒川中川橋梁から岩淵水門までクルーズする、30人のツアーです。(ちなみに全部で140名の募集に対して848名の応募があったそうです)

いつもは上から眺めている荒川ロックゲート、今回は自分が体験することに。

ワクワクドキドキ。ゲートから水が垂れるので、通るときは傘をさします。f:id:shukuzou:20171010204628j:plain

 

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旧中川と荒川とでは水面の高さに違いがあるので、ゲートで区切り、高さを調節してから、通ります。

 

荒川に出ました。

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広い。普段荒川の河川敷をよく走っていますが、やはり河川敷から見る風景とは全然違います。まるで海に出たかのような広大な水面が広がっています。

 

そこから一路、岩淵水門までの約20kmを、案内役のシビルエンジニアから川の様々な話を聞きながら進みます。

 

川幅と水面幅の違い。スーパー堤防の説明。本木のワンドの話。河川法の話。国が管理する川、県が管理する川の違い。

川の学校の話。標識の話。等等・・・。

途中の北千住のそばでは「タートルマラソン」の話題も!シビルエンジニアのうちの一人が走るかたでしたw

 

荒川は隅田川の氾濫対策として、人工的に作られた川で、昔は荒川放水路と呼ばれていました。出来てからまだ100年です。このような大きな川を作り上げる、その過程にものすごいロマンを感じますね~。この規模、大変なものです。

 

私は「川マニア」ではなく「橋マニア」なので、一番の興味は下から見る「橋」だったのですが、それでもだんだん「川」が面白く思えてきて、引き込まれていきました。

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隅田川を船で橋巡りしたことはあるけど、荒川は初めて。橋も規模が大きい。

この日は天気が良すぎるくらい良くて、ちょっと暑かったので、屋根のない舟はよく見えていいけど、焦げるかと思った💦

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岩淵水門に着いたら、次は荒川知水資料館amoaにて見学も。

 

荒川放水路をつくった「青山士(あおやまあきら)」氏をもっと知りたくなりました。すごい経歴。パナマ運河の建設にも携わったんですって。

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今までこの資料館を知らなかったのですが、川や橋に関する図書も置いてありました。また改めてじっくりと寄りたいです。

 

いやいや、荒川って興味深いな!(^o^)

若い頃には思いもしなかった事柄に興味がわいてきて、不思議な気持ちです。

 

★★★

 

帰りは、岩淵水門から走って家まで帰りました。

来週もタートルマラソンで荒川走るし、その次も月例赤羽で走るし、どんだけ荒川好きなの?って話でしたwww