9月16日(土曜日)
私と、もう一人の橋好きの人と、2名で奥多摩マラニックに行ってきました。
奥多摩まで電車で行き、奥多摩駅から小河内ダム、そして奥多摩湖を走って一周して戻ってくるルート。偶然にも今月のTarzanにこのルートが紹介されており、混んでいるかと思いましたが、天気が悪かったため私たちのほかにランナーはいませんでした。
朝5時半地元駅集合、奥多摩駅にてロッカーに荷物を預け、8時20分出発。
雨は時折パラつきますが、気温17度と快適です。
まずは奥多摩駅から「むかしみち」を通って小河内ダムの「水と緑のふれあい館」を目指します。このむかしみち、舗装路だけではなく、少し山道っぽいところもあり。
きついのでところどころ歩きが混じります。
吊り橋も2つありました。3人以上は通行不可です。(昔は5人までOKだったのね)
「耳神様」「弁慶の腕抜き岩」「樹齢200年のイロハモミジ」などの見所もあり、楽しめます。
10kmほどで小河内ダムに到着。ふれあい館で限定20食のカレーをいきなり頂きます^^
(前回の秩父のダムランの時に時間がなくて食べられなかったので、今回は先に食べておきました!)ダムを見る前にダムカレーを食べる、前のめり具合w
浮橋や管理船、展望塔などが表現されています。(スープ付1000円)
そのあとダムを鑑賞します。が、正面(水の落ちるほう)がよく観察できない・・・。
展望塔に上るとガラス越しに見ることができました。高所恐怖症だから怖い。
昔のドラム缶浮橋の展示。
そしてここから湖のまわりの「奥多摩いこいの路」を走ります。
これがとっても気持ちがいい道で、高低差はほとんどないのにトレイル気分を味わえて、「俺は鏑木毅だ~!」って叫びたくなりますwww違うけどwww
楽しい♪♪♪
すっごい調子こいて走っていて、もしかして私トレイル得意なんじゃない?って勘違いするくらい快調に走ってたら、最後の方躓いて派手にすっ転びましたけど・・・^^;
下が土で、柔らかかったので怪我はなかったのでラッキーでした。(負け惜しみ)
ここから見る湖がとてもきれい。
(はてブロTです^^)
麦山浮橋を渡り(カレーではコーンと人参とパスタで表現されていました)、対岸に渡って8の字型に走ります。水位が低いときや風の強い日は渡れない日もあるようです。
そしてお待ちかねの橋をたくさん。
いっきょに写真ドーンと。橋の楽しみ方としては、全体を見て、構造を見て、高欄と親柱のデザイン、色の調和などを見て楽しみます。手摺や高欄に隠されたモチーフや意味を探します。建築や土木は詳しくないので、専門的なことはわかりません。
麦山橋は親柱と高欄はそのまま「麦」のイメージのようです。手摺はそのままタイドアーチの形状をを模していると思われます。
三頭橋はバスケットハンドル型ニールセンローゼ橋。正面のプレートが斬新!
このプレート、私はアメリカンな印象を強く持ったのですが(ハーレーダビッドソンのイメージ↓)、三頭山とヤマドリをモチーフにしているなら意外と日本的ですな。
深山橋は緑の高欄。橋自体は地味め。
下路式アーチの峰谷橋。以前は銀色だったようですが、今は鮮烈な赤い色へ。昭和36年製。小河内に伝わる「鹿島踊り」らしきレリーフあり。
香蘭橋は上路式アーチのため、離れてみないとその全景はわかりません。
実際に渡っている時は「ただの道路」のようです。
最近よくある親柱なしの橋名プレート。(あまり好きではない)
なかなか印象的な橋が多かったですね。
あ、帰りにちゃんとふれあい館にまた寄って、ダムのお勉強をして、受付でダムカードもゲットしましたw
ふれあい館からは今度は国道を通ってさっくりと駅まで戻りました。このころに少し雨が降ってきました。
結局、奥多摩駅に戻ったのは4時過ぎでした。
走行距離約42km・所要時間8時間7分(食事・施設見学含)のマラニックとなりました。
お手軽にトレイル気分を味わえるので奥多摩おすすめです。
でも平坦だといいつつ翌日筋肉痛になりましたけどねw